ジャルダン・フランセでフランス語を習ってみませんか。
詳しくはホームページへ!https://au-jardin-francais.com
フランスのエイプリルフール~Poisson d’avril
今日、4月1日はApril Fool エイプリルフールの日ですね!
フランスでもこの日は、嘘のジョークやいたずらをしかける風習があります。実はこの風習の起源はよくわかっていませんが、1564年の改暦時からあるようです。これより以前、新年は1月1日ではなく3月25日に始まり、この日はプレゼントを贈り合う日でした。その新年のプレゼントの風習が、偽のプレゼントとなり、そして魚のいたずらの日となりました。魚がエイプリルフールのシンボルになった経緯ははっきりしていません。ちょっと気になったのでエイプリルフールの歴史と魚の関連性について調べてみたら2018年4月1日のルモンドの記事が見つかったので要約しご紹介しますね♪
因みに、4月1日フランスの小学校では、紙に魚の絵を描いてハサミでていねいに切り抜き、先生やクラスメイトの背中にテープで貼りつけ、魚を貼られた人がいたずらに気づいたら、「Poisson d’avil(ポワソン・ダヴリル=4月の魚)!」と叫んで遊ぶそうです。フランス語では “April fools”「エイプリールフール」は “Poisson d’avril !”「ポワソン・ダヴリル」と言います♪ 国によって楽しみ方も変わり興味深いですね(^_-)-☆
Pourquoi le poisson ?
≪なぜ魚なのか?≫
エイプリルフール」の由来は、議論の余地がまだまだあり様々な仮説が立てられています。
仮説①
– L’histoire du prince de Lorraine : une première serait qu’un prince de Lorraine, prisonnier dans le château de Nancy sur ordre de Louis XIII, se serait sauvé en traversant la Meurthe à la nage, un 1er avril.
ロレーヌ公の話:
ルイ13世の命令でナンシー城に囚われていたロレーヌ公が、4月1日にムルト川を泳いで逃げ出したというものである。
仮説②
Le jour de pêche : la saison de pêche commençait au début d’avril, mais les poissons étaient alors peu nombreux et difficiles à attraper. Le « poisson d’avril » insaisissable serait donc une allusion « à la coutume d’attraper des gens simples et crédules en leur offrant un appât qui leur échappe comme le poisson, en avril, échappe aux pêcheurs ».
漁の日:
漁期は4月初旬に始まりましたが、この時期は魚の数が少なく、捕まえるのが困難な状態でした。捕まえにくい”4月の魚” は、4月の魚が釣り人から逃げるように、≪単純で騙されやすい人には、魚が逃げるような嘘の餌を提供して釣る習慣≫ を連想させるものであったらしい。
仮説③
– Une allusion à Jésus : le poisson d’avril renverrait à la passion du Christ, et à son renvoi « d’Anne à Caïphe, de Caïphe à Pilate, de Pilate à Hérode, et d’Hérode à Pilate ». Les saynètes médiévales jouaient ce renvoi d’autorité en autorité, mais auraient remplacé la figure de Jésus par celle du poisson pour ne pas l’offenser, le poisson étant, par ailleurs un symbole utilisé par les premiers chrétiens. Ou – mais M. Quitard doute de cette hypothèse – il serait une déformation du terme « passion ».
イエスへの暗示:
4月の魚は、キリストの受難と、「アンナスからカイアファ、カイアファからピラト、ピラトからヘロード、ヘロードからピラト」への解雇を意味している。中世の劇団は、このように権威から権威への移行を演じたが、イエスを怒らせないために、イエスの姿を魚の姿に置き換えたはずで、しかも魚は最初のキリスト教徒が使った隠れシンボルだった。また他に「情熱」passion という言葉の変形という仮説もある。
参考資料:
https://www.lemonde.fr/les-decodeurs/article/2018/04/01/poisson-d-avril-histoire-d-une-tradition_5279219_4355770.html
ジャルダン・フランセでフランス語を習ってみませんか。
詳しくはホームページへ!https://au-jardin-francais.com
****************
ジャルダン・フランセの人気ランキング
① 生徒さんが選んだ面白い本ランキング
パリの生活ってどんな感じ?日本人作家がユーモアで語る。
大人が楽しめる子供向けの絵本です。パリのことをいっぱい学ぼう!『完全フランス語』
Mes années pourquoi 『Paris』をチェック
憧れな南仏「プロバンス」の雰囲気を味わえる素敵な本です。是非一度呼んでみて!
② おすすめのフランスガイドランキング
人気シリーズ「aruco」からのとても便利ガイドとなります。フランスの旅行がもっと楽しめる!
フランス旅行の準備に必要になってくるセーフチョイスのガイドだと信じています。
ワンランク上の旅行を楽しめるコツがいっぱいで嬉しい。