ジャルダン・フランセのライブラリー大ヒットした「最強のふたり」

ジャルダン・フランセのライブラリーのご紹介♪

今回は、日本では2012年に公開された大ヒット作「最強のふたり」。

すでにご覧になられた方も多くいらっしゃると思います。

フランス映画というと曖昧な結末でアンニュイなイメージがありますが、この作品は違い、フランスの厳しい現実を表現しながらも、涙あり笑いありで楽しく観賞できる映画です。最後には心も弛んで温かくなれるので何度でも観たくなるはず！

実話を映画化しており、失業中のドリス（オマール・シー）と身体が不自由な大富豪のフィリップ（フランソワ・クリュゼ）の物語。

内容はもちろんの事、全く華やかなパリではなくフランスの実生活や現実が映し出されている所も見どころ。最初のシーンで夜のパリ市内の公道を車で走るシーンは臨場感があり、現実のパリに居るような気分にさせてくれます。

また、世代や地区、出身などで特徴のある生きているフランス語や、フランスならではのギャグ（字幕では曖昧な表現になっていたはず）も出てくるので、音にも耳を傾けてみるとフランス語の勉強にもなって、フランス語を学んでいる方はより深くご覧いただける映画です。