ラクレット(Raclette)
冬らしい寒さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回は、今の季節にピッタリの料理:ラクレット(Raclette)をご紹介します。
そうです、アルプスのハイジで有名なスイスまたはフランスの名物料理です。
ラクレット(Raclette)とは、フランス語で“Racler”(削り取る)が語源となっています。
チーズはそのまま食べても美味しいですが、ちょっと溶かしたり、ひと手間かけたチーズの料理はさらにチーズの良さを引出して美味しいですよね。
フランスでは、寒い季節のホームパーティーの定番です♪日本で言う“鍋パーティー”のような感じです。カロリーは圧倒的に違いますが…(*’▽’)
~ラクレットチーズ~
ラクレット(Raclette)は、スイスのヴァレー州(Canton du Valais)、フランスのサヴォワ地方(Savoie)の郷土料理です。
・スイスのヴァレー州(Canton du Valais)について…
スイス南部の州。マッターホルンなど数々の名峰を有し、アルプスの心臓部とも言われています。4000m級の名峰群、山間にのびる谷、感動の氷河、山の斜面などが圧倒的なスケールで自然を感じることができます。また、ラクレットチーズの他にも、ドライビーフ、ライ麦パンなどに代表される山岳地方ならではの郷土料理もいろいろあります。
~ヴァレー州は地図の南側です~
~壮大なスケールの雪山~
・フランスのサヴォワ(Savoie)県について…
フランスのオーベルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の県です。この地方はスイスやイタリアと国境を接するアルプス山岳地帯となっています。特にチーズの生産が有名な地方です。世界有数のスキーリゾート地としても知られています。ラクレットやチーズフォンデュなどチーズを主体とした料理が多く、アルプスの山で放牧された牛から搾られた良質なミルクを使ったチーズ造りの盛んな地方でもあります。
ラクレット(Raclette)は、直火でラクレットチーズの固まりの表面を溶かし、ナイフで削って食べますが、家庭用のラクレットグリルもあります。専用のホットプレートにチーズをのせて、とろけるまで温め、茹でたジャガイモやお好きな野菜、ハムなどにかけて食べます。
~心も体もポカポカ~
いかがですか?チーズ好きにはたまらないですね(^^♪
ここで、健康に良いと言われているチーズの効果をいくつか…
・髪の毛の強化や筋肉増強に役立つたんぱく質が豊富であること
・脂肪を燃焼させる効果がある、肌の調子が良くなる、ビタミンB2が豊富であること
・乳酸菌を取り入れられるので、腸内環境を改善できること etc…嬉しい効果が沢山含まれていますね。
日本でも気軽にラクレット(Raclette)を味わえるお店も増えてきていますね☆
今年の冬は、ラクレット(Raclette)パーティー!?で存分にチーズを味わってみてはいかがでしょうか?
それでは、また! A bientot!!