Bonne année! / 明けましておめでとうございます!
みなさま、明けましておめでとうございます!2016年もジャルダン・フランセをどうぞよろしくお願い致します。
さて、今回はフランスでの一般的な年末年始の過ごし方を紹介したいと思います。
年末のイベントでフランス人にとって一番といっても良いくらい大切なのがクリスマスです。
日本では、カップルは外で豪華なディナー、友達同士で宅飲み、小さな子どもがいる家庭は家でクリスマスパーティー、というのが習慣のようになっていますよね。
キリスト教徒の少ない日本なので、クリスマスはハロウィーン同様イベントとしての要素が強いですが、ヨーロッパ諸国の人々はキリストの誕生を祝う大切な行事として家族そろって家でお祝いをします。
Marché de Noël(クリスマス市)で12月24日までに必要なものを揃え、25日は1日中家族で過ごします。
なので、12月25日になるとほとんどのお店が閉まり、マルシェ・ドゥ・ノエルで有名なストラスブールの出店ですらも25日は閉まっているところが多いです。
反対に、大晦日や元日は日本人は家族で過ごすことが多く、大掃除を済ませてからすっきりした気持ちでゆったりと年を越しますよね。年末に大掃除をすることも欧米人には珍しく、大変驚かれたことがあります・・・
フランス人は12月31日のカウントダウンに向けてお昼から友達で集まってわいわいお酒を飲みだしたりします(^-^;
パリのシャンゼリゼ通りでのカウントダウンは日本のニュースで見たことがある方もいると思いますが、観光客も含め大勢の人で賑わっています。
年越しをした瞬間に友達同士や、知らない人とまで≪Bonne année~!!≫と言いあいながら、bisou(ほっぺとほっぺのキス)をします。寒いなか、年越しに向けて待っているので知らない人とも仲良くなれちゃうこともあります(笑)
カウントダウンが終わっても、若者はそこから夜の街にくりだし、帰宅は朝方で、元日は昼過ぎまで寝るということが多いようです。日本ではどちらかというと1月1日の方がメインとされていますよね。
1度日本とは全く違った文化で年越しをしてみても良いかもしれません!個人的には、おせちを食べながらの日本のお正月の方が好きで、やっぱり日本人だなぁ~と再認識した出来事となりました(*^-^*)