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Bonjour!
フランスにはおいしい食べ物がたくさんありますが、レストランやカフェで食べるデザートも楽しみの1つ。
クリームブリュレ、タルト・タタン、フォンダン・ショコラ、マカロン、ムース・オ・ショコラ・・・どれにしようか迷っちゃいますよね。いや、むしろどれも食べたい・・・!でもフランス(に限らずヨーロッパ全体)のデザートって日本に比べて量が半端ないのですよね。
デザートは別腹とは言えども、限りがあるし・・・そんなお悩みを解消してくれるのが、「Café gourmand(カフェ・グルマン)」です。
カフェ・グルマンは、エスプレッソ(又はカフェ)に一口サイズのデザートが何品かちょこちょこっと付いて出てくるもの。
「gourmand」とは「食いしん坊」という意味ですが、デザートをあれもこれも色々試したいという欲張りさんにぴったりですし、どれも一口サイズで味わえるので、量は少しでいい、という人にもおススメなんです。
Café gourmandはいつから存在する?
さて、この魅力的なカフェ・グルマン、今ではフランスの多くのカフェ・レストランで見かけますが、昔からあったわけではないのだそうです。
カフェ・グルマンはいつから存在し、どんな人が考えたのか紹介した動画がこちら。
動画の下に和訳を付けてみましたので、聞き取りに挑戦してみてくださいね☆
https://www.facebook.com/dpquand/videos/2025796287712523/
和訳
あなたはデザートが食べたいが、メニューに食べたいものがない・・・
そんなときには・・・
カフェ・グルマン!
カフェ・グルマンはデザートが食べたいけど、そんなにガッツリとデザートが欲しいわけではない人のために作られました。
何故でしょう?理由は・・・
1.普通のデザート、パリブレストや猫ちゃんムースを頼むより安い。
(ーいや待て、猫ちゃんムースなんてそんなもんないだろう)
(ーおだまり~~~ ※チョコレートムースですね)
2.なんだか太らない様な気がする、でも実際そんなことはない
mini+mini+mini=肥満
・・・そして、普通のデザートよりも可愛い。
「おぉ~ちっちゃなアンズのマカロン~~~」
・・・・
30年前、カフェ・グルマンは存在しませんでした。
今日ではどこにでもありますが、ではこの間に一体何が起きたのでしょう?
もちろん、調査してきましたよ。
「こんにちは、私の名前はベルナール・ブーブルです。カフェ・グルマンを考案したのは私です。」
ベルナールは1957年8月26日、ブール・ラ・レーヌで産まれました。オー・ド・セーヌの素敵な街で、カルロス(フランスで有名な歌手)のお墓があることでも知られています。
落ち着いた少年時代・青年時代を送り、ベルナールは働き始めます。
まずは給仕の仕事を経て、料理人に。そして80年代の終わりごろ、彼は会社「ジラ・コンセイユ(コンサルタント)」を立ち上げます。
人は座って働き、業務用のステープラーがあり、噴水(ウォーターサーバー)もある・・・ごく普通の会社です。
この会社は特にレストランがより儲かるようなアイディアを見つけてコンサルティングしています。そして1990年、カフェ・グルマンを産み出します。
1990年・・・・この頃、魚介料理のチェーンレストラン「ラ・クリエ」がイル・ド・フランス地方に多数出店しました。
しかし、あまりデザートが売れないのが問題でした・・・。
そこで、今歩いて来ているのが見える総合ディレクターのエルヴェ・グルローエン、彼はベルナールに相談しました。彼らは言いました。
「待てよ、カフェと一緒に無料のミニャルディーズ(フィンガーサイズの小さなデザート)を提供している高級レストランのようにして、それを払わせるようにしてカフェ・グルマンと呼ぶ・・・なんて言うのはどうだろう?」
「おお、それはいい考えだ!すごく気に入った!」
そして1990年の9月、人類史上初のカフェ・グルマンがサーブされました。
そう、ただマーケティングからの発明でしたが、大成功でした。
ベルナールによると2014年、3億2000ものカフェ・グルマンがフランスで売れたそうです。
かなり多いようですが、それが本当なら毎日、常に、夜間でさえ、10秒ごとにカフェ・グルマンが売れていることになります。
こんにちでは、70%のレストランがカフェ・グルマンを提供しています。
カフェ・グルマンだけを取り扱った料理本もありますし、
日本のマンガにもなっています・・・まぁ、ゲイポルノですが・・・・
それはさておき、もしあなたがデザートを食べたくても、食べたいものが見つからない時、そんなときは・・・・
♪カフェ・グルマン♪
David:「私がよく理解しているなら、2つの説があります。一説には、カフェ・グルマンはどちらかと言えばカフェと見なします。あなたは、カフェ・グルマンはどちらかと言うとデザートと見なしていますね。何故ですか?」
Bernard:「消費者に質問した時、カフェ・グルマンを頼む大きな動機はカフェではないのです、彼らの目的は3つのミニ・パティスリーなのです。」
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いかがでしたか?カフェ・グルマンが出だしたのはここ30年以内の話だったのですね。
カフェ・グルマンの相場は6~8€ほどで、確かに普通にデザートとコーヒーを頼むよりもお得。
それに、普通フランスのレストランではデザートが来た後にコーヒーが別できますが、カフェ・グルマンはコーヒーとデザートが一緒に来るので時間の節約にも。
フランスに行ったら、いちどカフェ・グルマンを試してみては?
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