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Bonjour!!
今回は、ジャンヌ・ダルクゆかりの街と知られるオルレアンで1435年から続く歴史的なお祭りFêtes de Jeanne d’Arc(ジャンヌ・ダルク祭)をご紹介します。
オルレアンと言えばジャンヌ・ダルク。
仏英百年戦争の末期、英国&ブルゴーニュ派連合軍に、フランスが国土の大半の領地を奪われフランス国王の座をも、英王に取られようといてる時、最後の主要な町オルレアンを失えばこれでフランスが消滅してしまう危機に迫っていました。そのとき、神の声を聞いたジャンヌ・ダルクが、数日でオルレアンをイギリスから解放しフランスを救ったのです。奇跡を起こし、フランスの聖人となっているジャンヌ・ダルクはオルレアンの人々にとってもフランス人にとっても、永遠のヒロインなのです。
パリの南西約130kmに位置するロワール河畔の街オルレアンは、サントル地域圏の首府、ロワレ県の県庁所在地。ロワール流域の戦略的要衝にあったため、中世の時代には、多くの戦いの舞台となりました。
永遠のヒロイン、ジャンヌ・ダルクの功績を讃えるお祭りで、毎年4月下旬から5月上旬に開催されており、メインは5月7日と8日の2日間。今年は、4月29日~5月14日に開催されます。大聖堂の祭式や兵士の行進、空軍のデモ飛行などが盛大に催され、特に15世紀の英仏百年戦争の時代を再現するパレードは圧巻。カテドラル、マルトロワ広場、カンポ・サントなど町中でもイベントが行われ、食べ物や雑貨を扱う中世風の市も開かれます。イベントやパレードに市民から選ばれたジャンヌ ダルク役の少女が参加するほか、中世の衣装を身につけた人々が歩き、中世風の露店が広場に並ぶなど街全体がタイムスリップしたかのようです。
街を歩くと、いたるところにジャンヌの姿や記念碑が目に付きます。中心地は小さくまとまっているので、徒歩でも十分回れますが、バスやトラム、貸し自転車サービスもあり、観光しやすい街です。
オルレアンの中心地にあるマルトロワ広場(Place du Martroi)には、ジャンヌ・ダルクの銅像があります。
マルトロワ広場(Place du Martroi)からすぐには、ジャンヌ・ダルクの家もあります。
そして、ジャンヌ・ダルクゆかりの観光地として外せないのは、サント・クロワ大聖堂(CATHEDRALE SAINTE CROIX)です。13世紀から16世紀初頭にかけて建てられた大聖堂でしたが、1568年に宗教戦争で一部破損され、18~19世紀にアンリ4世によって復興しました。以前はロマネスク様式だった高くそびえる114mの塔は、再建の際にゴシック様式へと取って代わったものです。見事な彫刻装飾は見る者を圧倒させます。また内陣の左にあるジャンヌ・ダルクの礼拝堂には、ジャンヌ崇拝を世に広めたトゥーシェ枢機卿の彫像があります。
そして、2000年にユネスコの世界遺産に登録されましたロワール渓谷は、対象範囲の全長は280km、面積は800km2。「今に生きる文化的景観」としてこれだけ広大な地域が登録されるのは、フランスでは初めてのことです。 ロワール渓谷には無数の歴史的建造物が残っており、その代表格がロワール川のほとりに佇み、フランスの歴史を今に伝える「ロワールの古城群」です。 シャンボール城、ショーモン城、アンボワーズ城、クロ・リュセ城など。
パリから足を延ばして古城巡り♪はいかがでしょうか?
次回のブログもお楽しみに~(*^^*) A la prochaine fois~
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