ジャルダン・フランセでフランス語を習ってみませんか。

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Bonjour!

みなさん、付箋(ポストイット)って使いますか?

仕事や日常生活で毎日使っている人もきっといますよね。

ジャルダン・フランセのアシスタントは毎日メモ代わりに使っていますよ~。

さてそんなポストイット、いつ誰が発明したのかご存知ですか?

そんなこと、気にしたこともない人の方が多いと思いますが・・・

フランスの「Depuis quand」(いつから)というドキュメンタリー動画番組があり、身の回りのものがいつから存在するかを軽いジョークのノリと共に取材していく内容なのですが、今回紹介する動画のテーマは「ポストイットはいつから存在するのか?」。

フランス語字幕付きで、下部に日本語訳も付けてみましたので、是非聞き取りに挑戦してみて下さいね☆

https://www.facebook.com/dpquand/videos/2047445255470292/

♪(テーマソング)身の回りのあれこれ、いつから存在しているんだろう?

私たちは知らない~ いや私は知っている!♪

Post-itはいつから存在するのか?

以前、本のページに印をつけるには、このようにしなければなりませんでした・・・あるいはこんな風に・・・面倒くさいですね。ははは・・・・

幸いにも、こん日ではポストイットがあります。

本でどこを読んでいたか知るためだけではなく、食べ物にラベルを貼ることも可能です。

ちょっと空想力を持ってすれば、都市空間で社交を築く事も・・・・

通りすがりの人:「おいこら、やめろ!」

それはさておき、ポストイットはいつから存在するのでしょうか?

それを知るためには、ミネアポリス(アメリカ北部)へ行かなければなりません。

ミネアポリスへ行くのはちょっと厄介です。

バカみたいにタクシーを使い、飛行機に乗り、アジア映画を見て、着地、枯れた植物の見える部屋に泊まり、ワッフルの中にパスタが入っているようなアメリカのひどい食べ物を食べ(めちゃくちゃ)・・・・

そうして2人のムッシューに出会いました。

スペンサー:「こんにちは、私の名前はスペンサー・シルバーです。」

アート:「私は、アート・フライです。」

2人:「私たちは一緒に・・・ポストイットを開発しました。(笑)」

スペンサー・シルバーは1941年、サンアントニオで生まれました。

アート・フライは1931年に生まれましたが・・・子供の時の写真はないので、適当な写真を用意しました。

アートとスペンサーは、2人とも化学の勉強をし、2人とも接着剤の世界トップ企業である「3M」に雇用されました。

1969年のある日、スペンサーは偶然小さな玉状のユニークな性質をもつ接着剤を作り出しました。

スペンサー:「その接着剤はとても強く粘着するのに、一方簡単にはがれてしまう。」

スペンサーはその接着剤を気に入りましたが、でもそれをどうしたらいいのかは分かりませんでした。

幸運にも、6年後・・・

スペンサーの接着剤について聞いていたアートフライは思いました:

「紙に貼ってみたら、はがしてもまたつけられるんじゃないか♪」

アートとスペンサーは数年間先頭に立ち、技術的な問題を乗り越えながらポストイットを開発しましたが、説明する時間が無いので割愛します・・・

そして1977年、ポストイットの世界市場初のパッケージはアメリカにて「Press&Peel」という名前で発売されました。

40年後、3Mは年間500億ものポストイットを生産しています。

一方アートとスペンサーはと言うと、科学者としてアメリカで多くの賞にノミネートされました。

そして今日、彼らは都市空間での社交のために自分たちの発明を使う事をためらいません・・・

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いかがでしたか?

動画の中ではあまり詳しく紹介されていませんでしたが、スペンサーは強力にくっつく接着剤を開発していたところ、強力にくっつくけれども簡単に剥がれてしまう糊を産み出したのだそうです。

接着剤としては失敗作と思われましたがスペンサーはその不思議な特徴をもつ糊を捨てる事が出来ず、何かに使えないだろうかと社内であらゆる部署に意見を聞きまわったそうです。3Mの会社では各自勤務時間の15%を好きな研究に充てても良いという不文律があるそうで、社内を歩き回るスペンサーを不審に思う人はいなかったようですが、具体的なアイディアは出ませんでした。

アート・フライも最初からアイディアを思いついていたわけではありませんでしたが、その奇妙な接着剤の事は頭に残っていたそうです。

アート・フライがひらめいたのは数年後、所属している教会の聖歌隊で歌っている時。

いつも楽譜に挟んでいるしおりが滑り落ちてしまったとき、「これにあのくっつくけど剥がれるという接着剤を使ったらいいのではないか?」と思いついたのだそうです。

よく失敗から発明が生まれると言いますが、ポストイットも失敗がきっかけとなった奇跡の産物だったのですね・・・!

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