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Bonjour!
今回は、フランスの作家、哲学者シモーヌ・ドゥ・ボーヴォワール(Simone de Beauvoir)についてです。
サルトルの事実上の妻。サルトルの実存主義に加担するとともに、フェミニズムの立場から女性の解放を求めて闘いました。
*サルトル…ジャン=ポール・シャルル・エマール・サルトル(Jean-Paul Charles Aymard Sartre)フランスの哲学者、小説家、劇作家。
*実存主義…人間の実存を哲学の中心におく思想的立場。 あるいは本質存在(essentia)に対する現実存在(existentia)の優位を説く思想。
*フェミニズム…女性の社会・政治・法律上の権利拡張を主張する考え方。男女同権論。女権拡張論。
さて、突然ですが、ここでクイズです!
有名なフェミニストのエッセイのタイトルは?/Comment s’intitule son célèbre essai féministe ?(解答と解説は、このブログの最後に)
1、Le Premier sexe
2、Le Deuxième sexe
3、Naître femme
ヒント:この作品の中で、「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」On ne naît pas femme. On le devient.とし、女性らしさが社会的に作られた約束事に過ぎないことを主張しました。後に「社会のタブーに挑みフェミニズム運動に革新をもたらした」と評されました。
2006年に公開されたフランス映画、『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』(原題:Les amants du Flore)
クイズの答え:2、Le Deuxième sexe
1949年に出版された、「第二の性」(原題:Le Deuxième Sexe)は、作者シモーヌ・ドゥ・ボーヴォワール:Simone de Beauvoir (1908-1986)の成功に大きく貢献した作品です。シモーヌ・ドゥ・ボーヴォワールはこの著書のなかで、宇宙論,宗教 ,迷信,イデオロギー,文学など(あらゆる手段)を駆使して何千年も昔から、男たちが営々として作り上げてきた(女らしさの)神話を打ち砕こう(壊そう)と試みました。彼女によると、女らしさとは、いかなる場合も条件や天性(持って生まれた資質)あるいは本質などではなく、女でありたいという(自らの)意思によって(女性に)押しつけられた状況なのである。
Réponse: Publié en 1949, Le Deuxième Sexe contribua grandement au succès de son auteur, Simone de Beauvoir (1908-1986), qui s’efforce ici de démonter un mythe forgé depuis des millénaires par les hommes à travers « les cosmologies, les religions, les superstitions, les idéologies, les littératures » : selon elle, la féminité ne constitue en aucun cas une condition, une nature, une essence, mais une situation imposée par la volonté d’être femme.
A la prochaine(^^♪
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