クレープの日(La chandeleur)

今回は、クレープの日(La chandeleur)についてです。

フランスでは、毎年2月2日に、クレープを焼いて食べる習慣があります。

La chandeleur(ラ・シャンドゥレール)と呼ばれるこの日は、「聖母お清めの祝日」というキリスト教徒の祝日で、Chandelle(ろうそく)という言葉が起源だそうです。

キリストが生まれてから40日後、母のマリアは司祭と賢人たちに息子を見せるために神殿に行きました。お清めの儀式が行われ、幼子イエスがはじめて神の子として聖壇の前に姿を現した日でもあります。

フランス語会話学校ジャルダン・フランセ

なぜ、Chandelle(ろうそく)?

マリアさまがお清めの儀式を受けている間、人々が一晩中ずっとろうそくを手に見守っていたことに由来していると云われています。また、ヨーローッパにおいて、ろうろくは希望の光、また太陽の象徴だと云われていました。その年の豊作をお祝いして、また翌年の豊穣を願って、ろうそくを持って行進する習慣が古来よりありました。それが、ラテン語のcandelorum(ロウソクのお祝い、お祭り)の語源です。この言葉が、のちにフランス語のchandeleurになります。幼子イエスの誕生を=希望の光に、またマリアさまを夜通し見守った人々のロウソクの灯り=祝福、この両方の意味が込められて生まれたことばです。今でも、教会ではロウソクのあかりが灯され続けていますね。

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なぜ、クレープ?

キリストと大きな繋がりを持つ光、その黄金色は太陽をも意味し、その丸い形は幸運の再来を意味するものでもありました。そのため、黄金色で円盤状のクレープを食べるようになったと言われています。

フランスの家庭では、クレープを焼くときに、左手にコインを握って、右手でクレープを高くひっくり返すという習慣もあります。うまくフライパンで受け取れれば、その年は幸運に恵まれるそうですよ☆彡

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クレープの日(La chandeleur)にはこのような由来があったのですね。

今年の2月2日は、フランス人気分で、黄金色のクレープを焼いてみてはいかがでしょうか?
ここで、簡単なレシピをご紹介しますね(^^♪

【クレープレシピ】

~ 材 料 ~(約15枚分)

薄力粉 300グラム

卵    3個

砂糖  大さじ3杯

溶かしバター 50グラム

牛乳カップ 500ml

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~グラニュー糖でシンプルに~

~ 作 り 方 ~

1、ボールに薄力粉を入れる

2、卵と砂糖と塩を加える。

3、牛乳を少しずつ加え、泡立て器でだまにならないようによく混ぜる。

4、溶かしバターを加える。

5、生地を30分~1時間寝かせる。

6、この生地を熱したフライパンにバターを敷いて薄く焼く。

完成~(^^)/

味付けはシンプルにグラニュー糖を振るだけ、または定番チョコ味“ヌテラ(Nutella)”もとっても美味しいので、何枚でもペロリと食べれちゃいます。

フランスのスーパーでは、ビッグサイズ5kg入り!も売られていて、ヌテラ(Nutella)の人気ぶりがうかがえますね♪

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~日本でも、スーパーで見かけることもありますね~

甘~いクレープを食べながら、フランス語の宿題頑張りましょう♪

それでは、また今度! A  la prochaine!!