パリ・フォト 2016(Paris Photo)
Bonjour!!
今回は、パリ・フォト 2016(Paris Photo)についてです。
パリ・フォト 2016(Paris Photo)とは、毎年秋にパリで開催されるヨーロッパ最大の国際写真フェア。展覧会ではなく、写真作品・写真集等の販売を目的とする展示会(アートフェア)であり、ギャラリー、美術商、写真関係の出版社等が参加します。会場は以前のブログでもご紹介した、パリのグラン・パレ(Grand Palais)写真を見て思い出しましたか~?^^
~会場グラン・パレ(Grand Palais)~
20回目を迎える今年は、11月10日~13日に開催されます。世界中から多数の写真ギャラリーの出展を予定していて、流行発信の場となっています。具体的には約20ヶ国のギャラリーや出版社が参加し、5万人(アーティストだけでおよそ2,500人)を超える人々が訪れています。
アーティスト、コレクター、プロ、アマチュアが一堂に会して、さまざまなプログラムや展示作品を見ることができます。写真関係者だけでなく、一般の写真ファンにとっても、世界における写真界の動向やトレンドを知る良い機会となっています。今年は20周年を祝う節目の年ですので、写真芸術の歴史からコンテンポラリーな作品まで、例年にも増して楽しめる場になりそうですね♪
~会場内の一コマ~
そして、ちょうどこの時期は“パリ写真月間”と言い、パリ・フォト以外に美術館、図書館、ギャラリーなどで、およそ100の展示やイベントが開催されます。
例えば、ヨーロッパ写真美術館(Maison Europeenne de la Photographie)。パリ4区のセーヌ川近く、マレ地区にある写真専門の美術館。コレクションも欧州最大級。現代写真1万点以上を所蔵し、原題写真だけでなく、昔の雑誌や写真をもとにした「写真の歴史」の展示もあり、見ごたえ十分です。
~ヨーロッパ写真美術館(Maison Europeenne de la Photographie)~
さて、ここでパリの図書館(La bibliotheque)について幾つかご紹介しますね。
パリ市が運営する図書館は街のいろんな所で見つけることができますよ。目印はこのマーク。
昔からの建造物がそのまま図書館になっていて、それぞれに魅力があります。本を借りるには図書カードを作る必要がありますが、入館自体は無料です。(図書館によって会員になる為や閲覧机を使用する為に届出が必要な場合もあります。)
また、特徴の一つとしては、専門の書籍を扱う図書館があることです。例えば、ファッションのみの書籍、警察の書籍、映画の書籍等々。
いくつかの図書館をご紹介しますね^^
・Bibliotheque de l’Hotel de Ville(BHdV) パリ市庁舎図書館
パリ市庁舎(4区)の隣にある図書館。社会学や歴史の著書を多く所蔵
~Bibliotheque de l’Hotel de Ville(BHdV) パリ市庁舎図書館~
・Bibliotheque Forney フォルネ図書館
マレ地区(4区)にあるお城のような図書館。ファッションや広告、デザインに特化した書籍を所蔵
~Bibliotheque Forney フォルネ図書館~
・Bibliotheque Historique de la Ville de Paris(BHVP)パリ市歴史図書館
マレ地区(4区)の中心にある歴史的図書館。古い写真や地図、図面などを所蔵
~Bibliotheque Historique de la Ville de Paris(BHVP)パリ市歴史図書館~
・Bibliotheque Sainte-Genevieve サント・ジュヌヴィエーヴ図書館
大学や高校が集まる学問の街、カルチェラタン(5区)。パンテオンのすく隣にある大学付属の図書館
~Bibliotheque Sainte-Genevieve サント・ジュヌヴィエーヴ図書館~
まるで、美術館を見学しているような気分♪
最初は入館するのにドキドキするかもしれませんが、同じような人たちも居るので、大丈夫ですよ^^
この他にもたくさんの図書館がありますので、もしご興味があれば目印を参考に立ち寄ってみて下さいね。
最後に、ジャルダン・フランセにもBibliothequeがあります~!
レッスンに加えて、ご自宅でもフランス語に触れる機会が増えるといいですね♪
DVDは一週間、その他は二週間のレンタルできますよ。詳しくはスタッフまで。
それでは、また! A la prochaine !!