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Bonjour!!
今回のテーマは、L’histoire de la soie à Lyon(リヨンの絹の歴史)です。
リヨンはフランス第二の都市で、絹織物の街としても栄えてきました。絹織物が、リヨンで発展を見せたのは15世紀頃。ルイ11世が南フランスでの養蚕業の発展を指示したそうです。その後、16世紀に入ってからこの地は国から特許が認められ、ヨーロッパでの絹産業の中心地となります。19世紀に入ると、かのナポレオンもこのリヨンを訪れて絹織物産業の保護に努めたそうです。ところが、19世紀半ばのこと、織機の発明や職工の活躍で絹織物産業を発展させていったリヨンが最大のピンチを迎えたのです。1855年から蚕の病がヨーロッパ全体に蔓延し、当時世界一を誇っていたフランスの養蚕業・織物業が大打撃を受けました…。(リヨンでも、絹織物関係の仕事に従事する人々が職を失うなど、大パニックが起きます)。そこで注目を浴びたのが、日本の上質な生糸と病気に強い蚕。ちょうど日本の開国の時期に重なったこともあり、リヨンは横浜港を起点に日本から蚕と生糸を輸入することになりました。こうして復活したリヨンの絹織物産業は、さらに発展していきます。リヨンと横浜は、1959年以来、長きにわたって姉妹都市の関係にあります。
蚕からとれるシルクの繊維はフィラメント(長繊維)です。蚕は、卵→幼虫→さなぎ→成虫(蛾)と4回姿を変える昆虫です。幼虫の段階で、シルクの成分の絹タンパク糸を糸にして吐き出し、約1500メートルもの糸を自分の周囲に吹き付けていきます。糸を吐き終えた繭の中で幼虫が脱皮し、蛾になる前に殺蛾され、製糸工場に出荷されます。
【シルクの特性】
シルク(絹):動物性の繊維です。シルクは繭の生地で桑の葉を食べる蚕と呼ばれる幼虫から作られます。この長くて光沢のあるフィラメント(長繊維)は、耐久性が高く、手触りが優しく柔らかいです。この素材が与える快適さと断熱性からシルク製品は高価となります。
La soie : également d’origine animale, la soie est issue du cocon produit par la chenille du bombyx du mûrier communément appelée ver à soie. Cette matière aux filaments longs et brillants est résistante tout en gardant une certaine douceur au toucher. Le confort qu’elle procure et sa bonne isolation en fait un produit haut de gamme au prix souvent élevé.(wikipediaより引用)
日本では、世界遺産の富岡製糸場が有名ですね。参考URL : http://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/
こちらは、生徒さんのシルクのスカーフ。リヨンのお土産だったそうですよ♪
C’est agréable à toucher!!(手触りがいいね)
A la prochaine!!(*^^*)
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