ジャルダン・フランセでフランス語を習ってみませんか。

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C’est le temps des vacances ! 梅雨明けとともに日本でも待ち遠しい夏休みはいよいよ!でもバカンス王国フランスではとっくに始まっています! 公立の小・中学校では7月から8月末まで続く長ーい夏休み。8週間もの長期休みを一体彼らはどのようにして過ごすのでしょうか? 

実は、フランスの小学生には学校から課される夏休みの宿題や部活はないのです!そして先生もバカンスを謳歌するのがフランススタイル♪  日本のこども達のように、終盤に山積みの宿題に追われたり、読書感想文や自由研究に悩まされる事もないし、それに親が関わる事も全くありません! 

では、本当にこども達はお勉強から完全に開放されるのでしょうか? 

いえいえ、そんなはずはありません。 ちゃんと親が方針を決めてそれなりの《学び》が身につくように素晴らしいフランスならではの社会の仕組みがあるのです。そして夏休みが子ども達にとってパラダイスになるか地獄になるかは親の考え方によって大きく分かるのです! 

では親たちはどのような事を子どもたちに課すのでしょうか?

それは大きく2つあります。

①Cahiers de vacances
フランスの夏休み学習帳

本当に何もしなかった小学生は9月の始業式で頭の中は想い出一杯にしつつも、学業に関しては頭空っぽで新学期を迎えることが当然として考えられます!

そんな大惨事を避けるための解決策とは・・・この「バカンスノート」!

この学習帳が発売されたのは1930年のこと。スーパーマーケットや本屋で任意に買う事が出来ます。前年度に学習したことを復習して、9月の新学期への準備をすることができるのです。

このドリルは、教育熱心な学校であれば予め学校側が何種類が用意し、各家庭が自分の子どもにあったものを選択して半強制的に課す場合もありますが、一方で、多くの学校では各家庭の方針に任せて自由にしているので、全く子どもにお勉強をさせない親もいれば、熱心に何冊もやらせたり、最近では日本のような塾に通わせたりする親もいるようです。また子どもの性格にもよりますが、お勉強好きで新学期に遅れをとるのが嫌なこどもは自主的にこの「バカンスノート」を欲しがったりします。 それはとても理想的ですが、まあ、現実的に大多数のこども達は嫌がりますよね~ せめて毎日1ページくらいの薄い一冊くらいは親として習慣的に取り組んで欲しいものですが。。。

小学生用の学習帳は学習意欲をそそるために、カラーで綺麗なイラストが描かれています。

子供達は学習帳を確かに喜んで選ぶのですが、ひとたびバカンスが来たらその興奮はあっという間に冷めてしまって、親にとって1日1ページ勉強させることすら難しいなんて言う事はもう当たり前。

丸つけは基本的に親がしますが、忙し親はこども自身にやらせるので、解答丸写しも日常茶飯事のようです!これは世界共通の文化ですね(笑)

ではその「バカンスノート」以外にこの長ーいバカンスをどのように過ごすのでしょうか? またバカンスノートを課さない家庭は一体こどもに何を期待するのでしょうか? 

② 社会全体で親子を支える様々な公的プログラム 

一般的に働いているフランス人の親は、子どもの夏休みの間に平均2週間の夏の有給バカンスを利用して家族で旅行に出かけます。では残りの6週間は子ども達はどうするのでしょうか? 親の7割がフルタイムの共働きのフランスでは、6週間もの期間を無駄に放置する訳にはいかず、少しでも子どもの成長につながる貴重な経験を積ませたがるのが一般的な親心ですよね。 田舎の両親や親戚に預けるという家庭も多いですが、期間が長いだけに6週間も甘える訳にはいきません。

そこで、流石はバカンス大国フランスですね!

社会全体で親子を支える様々なプログラムが国や自治体、民間NGOなどから用意されていて、親たちが毎年恩恵を受けているのです。

収入に応じて負担額が免除されるため、経済的負担も少なくどの家庭環境の子どもたちも公平に貴重な体験を受けることができるのです。

特によく利用されているプログラムが余暇教育センターとホリデーキャンプの二つ。 

①余暇教育センター(Centre de loisirs educatif )

地域の公共施設や学校を利用して、多岐に渡る半日または1日プログラムが用意され芸術や文化活動、スポーツ、自然体験などの活動に参加できます。

日本の学童保育がバージョンアップした感じとイメージしてください。

インストラクターは全員国が認定する資格を持ち、責任をもって大切なお子さま達を見守る義務があるので親たちも安心して預けれます。参加費は自治体が一部を負担し、親の収入により段階的に負担額が変わります。例えば1日昼食付きプログラムで、今の円相場だと約1500円から約8000円と大きな開きがありますが、それも国民に理解されており誰もが平等に機会を与えられているところがフランスらしいですね。

② ホリデーキャンプ(Colonies de vacances)

1883年より続く超人気国民的プログラム。2500以上の主催団体(NGO、自治体、企業など)が、全ての子どもたちが共に自然の中で文化・レクリエーション・スポーリと通して共同生活をすることで社会性と創造性を養うという基本理念を基に、全国各地に散らばる3900カ所の施設で夏休みを中心に1泊2日から2週間までさまざまなプログラムを展開しています。 ただ①の余暇教育センターと比較するとやや費用がかかる為、このサービスを享受できる家庭は限られてきます。

ともあれ、このように大人が子どもたちの夏休みを大事にする背景には以下の2つが考えられます。

①フランス革命で生まれた基本的な精神 自由、平等、友愛」(Liberté, Égalité, Fraternité)の基、皆が平等にバカンスを有意義に過ごす権利の行使と、その実現に向け家族や社会が支え合っている現実。

②歴史的な経緯で、親や祖父母世代からバカンス文化が国民全体に浸透していてその素晴らしさを体感している。

【ま・と・め】

夏休みは、学校の縛りから開放され、普段できないことをする絶好の機会です。学校以外の新しい仲間たちと一緒に、スポーツや文化活動、地域ボランティア活動をしたり、家族でキャンプや旅行に行ったり、田舎に住む祖父母と過ごしたりと、新しい非日常的な活動を通じ、知らなかった世界を通して、想像力、思考力、社交性、情操、好奇心などを育み大きく成長していきます。またこのような理想的なバカンスの過ごし方は、人に満足感と幸福感を与え、前向きな人生を歩もうとするマインドを作ります。

このように、長期休みを活用して、我が子にお勉強だけでは学べない、実体験に基づいた人間力や社会性が育める環境を与えようとする親もいれば、他方では日本のような塾の夏期講習に送り込んだり、バカンスノートを何冊もさせて、新学期でトップを走れるようお勉強漬けにする教育熱心な親も一部にはいるようです。

まあ、大半はフランスらしく前者が多いのは当然ですが・・・

それは各々家庭の考え方しだいなので、誰も批判はできませんが、私がフランス人の親ならバカンスノートは一冊にして毎朝取り組み、残った時間で思いっきり遊んでもらいますね(^_-)-☆ 全くお勉強がないのも心配なので(笑)

日本でも少しはフランスのようにメリハリのある休暇の過ごし方が浸透すれば十分に充電された心で休み明けの登校拒否も少なくなると思うのですが。。。

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