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2月2日はフランスのクレープの日、シャンドルール

La fête de la Chandeleur

2月2日のクレープの日「ラ・シャンドルール」は、キリスト教の祝日で、正式には「聖燭祭(せいしょくさい)」または「主の奉献の祝日」と言います。クリスマスシーズンの終わりを告げる、光の祭典の日です。

福音書では、イエスの母マリアとその夫ヨセフが、クリスマスから40日後(2月2日)にエルサレムのユダヤ教神殿にイエスを捧げたとされています。ユダヤ教の習慣で、すべての子どもは出生後この神殿に捧げられました。抱神者シメオンは、イエスのことを「み民イスラエルの栄光」と表現しました。

ラ・シャンドルールの語源は、「chandelle(シャンデル、ロウソク)」で、「ロウソクの祭典」を意味するラテン語「 festa candelarum(フェスタ・カンデラルム)」に由来します。このロウソクの祭典は2月2日に行われていました。

現在、ラ・シャンドルールはクレープの日として知られています。太陽のような丸い黄金色のクレープは、暗く寒い冬の終わりと春の到来を思わせます。

ラ・シャンドルールに焼くクレープには、このようなジンクスがあります。

・左手に金貨やコインを持ち、右手でフライパンを持ってクレープをひっくり返し、その年の運を占います。クレープがフライパンにすっぽり収まれば、幸運な1年になると考えられています。

・焼いた1枚目のクレープをクローゼットで保存すると、その年は豊作になると考えられています。

ラ・シャンドルールの日には、家にあるすべてのロウソクに火を灯します。

また慣習では、クリスマスのクレーシュ飾り(イエス・キリストの生誕場面の模型)はこの日以降に片づけます。

いかがでしたか? 2月2日には、おうちでクレープを焼いてひっくり返して今年の幸運を祈りましょう! その後はもちろんおいしく食べてくださいね。

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