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スイス建国記念日 

Bonjour!

7月14日はフランスの建国記念日(パリ祭)で盛り上がりましたが、来週8月1日はスイスの建国記念日です。

スイスではフランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語と4つの言葉が公用語となっていますが、ジュネーヴ、ローザンヌ、フリブール、ヴァレー州などの地域を主にフランス語が話されています。

フランスで話されるフランス語と比べると、語彙や発音が若干異なりますが、スイス人とフランス人がコミュニケーションを取るのに不都合が起こる事はありません。
スイス人は概ねフランス人よりも話すスピードがゆっくりとも言われるので、外国人にとっては聞き取り易くて助かるかもしれませんね(^^♪

さてこのスイス建国記念日、スイスでは各地で花火が打ち上げられて盛り上がります。

湖畔でハム、ソーセージ、チーズ(ラクレットも)、ワイン、クレープなどの屋台が出て、食べ物と飲み物を楽しみながら花火を鑑賞します。

なぜ8月1日がスイス建国記念日になったか?

さて、なぜこの8月1日が建国記念日になったかというと、その歴史は今から700年以上前に遡ります。

13世紀ごろのスイスは、ハプスブルク家に支配されていました。
スイスはアルプスの山岳地帯ですがヨーロッパの中心に位置するので、昔から交通の要として便利だったのですね。

ハプスブルク家の支配から抜け出し、自由と自治を守るために立ち上がったのが、スイスの3つの州、Uri(ウリ)州、Schwiez(シュヴァイツ)州、Unterwalden(ウンターリンデン)。

この3つの州が1291年8月1日に永久同盟を結びました。

この同盟結成の誓約がスイス国家の出発点であり、8月1日がスイスの建国記念日となっているわけですね。

1316年にこの同盟は皇帝ルートヴィヒ4世によって承認され、次第に周辺の州も同盟に加わります。

ハプスブルクとしてはスイスに対する支配権を取り戻したいので、スイスとハプスブルクの騎士軍の戦闘が何度もありましたが、スイス側が勝利。
1389年には実質的な独立が達成され、その後もハプスブルクの名目的な支配が続いたものの、1499年のシュヴァーベン戦争でハプルブルクとの完全な分離が確定しました。

スイスは何度も戦い、自分たちを守りながら生き抜いてきた国なのです。

現在でもその精神は受け継がれていて、徴兵制度がありますし、政治は国民投票。自分たちで自分たちの国を守ろうという意識が非常に高いです。

スイス人は実際どのように建国記念日を過ごすのか?

建国記念日には各地でイベントや花火が行われますが、花火が打ち上げられるのは暗くなってから。

この時期ヨーロッパは日が長いので、昼間は友人や家族と湖畔や川辺でバーベキューをして(暑ければ泳ぎ)のんびりと過ごすのが人気。
この日はお店もほとんど閉まっているので、前もって材料を買っておきます。

花火を自分たちで打ち上げる人も多く、建国記念日が近付くとスーパーで花火が売られています。

観光客の場合は各種イベントや花火大会に参加するのがおすすめですが、花火の規模は各地域・自治体によって異なるので、華やかな花火を見たければ大きな都市の方がおすすめです。

小さな田舎の村だと花火は小さいけども、アットホームな雰囲気でチーズやハムが無料で食べられるなんていう自治体もありますよ。

建国記念日にスイスを旅行される方はイベントや花火情報をチェックしてみてくださいね(^_-)-☆

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